Ximera Media Next Trends #2
November 30, 2020
米国で用いられている世代別定義によれば、「1981~96年までに生まれた人口」が「ミレニアル世代」、1997年以降に生まれた人口層が「ポストミレニアル世代」とされています。
この「ポストミレニアル世代」は「Generation Z(通称GenZ)」と呼ばれ、ミレニアル世代と価値観や嗜好が大きく異なることから、これまでミレニアル世代が中心となって形成してきた文化に反発し、新たな動きを見せています。
メディアについてもそれは例外ではなく、GenZ向けのメディアやコンテンツが多く出てきました。本レポートでは
について、GenZ世代へのアプローチに特徴を持つスタートアップを中心にご紹介し、GenZが求めている次世代メディアのヒントを得ていきたいと思います。
GenZの特徴はたくさんありますが、特に押さえておくべき点として、下記の4点があります。
GenZがメインストリームとなっていく中で、今後は上記の点を強く意識したメディアやコンテンツが増え、支持を得ていくものと思われます。
GenZのためのGenZによるニュースメディアとして、注目されているのが2016年にスタートしたThe Crammです。2020年8月時点で、ニュースレターを中心にInstagram、ウェブサイト、ポッドキャストをあわせて月間PVは250万、ニュースレターの読者は世界103カ国に上ります。前提知識も含め、メディアのトップニュースをGenZが理解できる言葉で届けること、同時にGenZが注目しているニュースを取り上げることに注力しているメディアです。
The Crammがニュースを制作する仕組みとしては、「The Crammers」と呼ばれるボランティアスタッフが世界各国に500人おり、それぞれの得意分野に応じて7つのグループ(TikTok/Reels、Video、Podcast、Media、Social Media、Editorial、Organzing)に分かれ、The Crammを多角的に運営しています。
中でもEditorial(編集)チームのメンバーは自分がその日に注目したニュースを編集長に送る役割を担っています。これにより、トピックの多様性を確保しています。これらのスタッフ全員がGenZとなっており、まさにGenZのためのGenZによるメディアとして運営されています。